カリスマ χαρισμα(ギリシャ語)とは、
カリス χαριΣ(恵み)の派生語で、
神からの無条件の賜物(贈り物)を意味し、
英語でも文字どおりGifts(贈り物)と訳されています。
聖書では、このことばは、食物や雨などの祝福のほか、
キリストご自身をもさすものとして用いられています。
さらにまた、聖書では、奉仕にかかわる賜物として、
分け与えや慈善の賜物などの実際的な賜物が記されているとともに (ローマ人への手紙12:4-8)
御霊(みたま)の賜物(Spiritual gifts)について
コリント人への手紙第一において12章から14章の3章をさいて紹介されています。
使徒の働き(使徒行伝)における教会を通しての大いなるみ働きは、
御霊に満たされた弟子たちクリスチャンが
御霊の賜物を通してなした力強い福音伝道と
それにともなうしるしと不思議のみわざでした。
彼らといっしょにいるとき、
イエスは彼らにこう命じられた。
「エルサレムを離れないで、
わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
ヨハネは水でバプテスマを授けたが、
もう間もなく、あなたがたは
聖霊のバプテスマを受けるからです。」
使徒の働き 1:4-5
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、
あなたがたは力を受けます。
そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで、
わたしの証人となります。」
使徒の働き
1:8
カリスマについて、さらにくわしく学びたい方は、
The Light of Eternal Agape(TLEA)の総合ホームページから
<クリスチャンの方>
<カリスマ>
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▼賜物を求める
愛を追い求めなさい。
また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。
コリント人への手紙第一 14:1
あなたがたのばあいも同様です。
あなたがたは御霊の賜物を熱心に求めているのですから、
教会の徳を高めるために、それが豊かに与えられるよう、
熱心に求めなさい。
コリント人への手紙第一
14:12
▼みなが預言できる
あなたがたは、
みながかわるがわる預言できるのであって、
すべての人が学ぶことができ、
すべての人が勧めを受けることができるのです。
コリント人への手紙第一
14:31
▼教会の秩序・牧師の権威のもとで用いる
預言者たちの霊は預言者たちに服従するものなのです。
それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。
コリント人への手紙第一
14:32-33
それゆえ、わたしの兄弟たち。
預言することを熱心に求めなさい。
異言を話すことも禁じてはいけません。
ただ、 すべてのことを適切に、
秩序をもって行ないなさい。
コリント人への手紙第一
14:39-40
▼吟味しなければならない
預言する者も、ふたりか三人が話し、
ほかの者はそれを吟味しなさい。
コリント人への手紙第一
14:29
▼教会の賜物
異言を話す者は自分の徳を高めますが、
預言する者は教会の徳を高めます。
コリント人への手紙第一
14:4
あなたがたはキリストのからだであって、
ひとりひとりは各器官なのです。
コリント人への手紙第一
12:27
▼御霊の賜物と奉仕
さて、御霊の賜物にはいろいろの種類がありますが、
御霊は同じ御霊です。
奉仕にはいろいろの種類がありますが、
主は同じ主です。
働きにはいろいろの種類がありますが、
神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。
しかし、みなの益となるために、
おのおのに御霊の現われが与えられているのです。
コリント人への手紙第一12:4-7
それぞれが賜物を受けているのですから、
神のさまざまな恵みの良い管理者として、
その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
ペテロの手紙第一 4:10
▼御霊の賜物の種類(9つの賜物)
ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、
ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、
またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、
ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、
ある人には奇蹟を行なう力、
ある人には預言、
ある人には霊を見分ける力、
ある人には異言、
ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、
みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。
コリント人への手紙第一 12:8-11
カリスマについて、くわしくは、
「カリスマ」
のページを参照してください
The Light of Eternal Agape(TLEA)総合ホームページの
クリスチャン、カリスマとたどったページです
さらに詳しくは、
パウロ秋元牧師著『預言』『カリスマ宣言』(雲の間にある虹出版)
をご参照ください